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グリッププレッシャーからスイングテンポ、左ヒザの使い方について

ご相談

いつも、大変参考になる情報ありがとうございます。実戦でも、大変参考になり、昨日もラウンドしてきました。スコアはま87とまずまずでした。これもトシさんのメルマガのおかげです。ありがとうございます。ただ昨日のラウンドで17番ホールがショートホールでしたが、それまでアイアンが、薄めにあたることがあっても、ダフリはまったくなかったのですが、そのティーショットだけ8番アイアンがおおダフリです。自分でも原因が分からなく今回メールしました。申し訳ありませんがご指導よろしくお願いいたします。

ご回答

 

お世話になります。

トシです。

いつもありがとうございます。

おおダフリが出たという事ですね。
 スイングテンポと腕の力みによるものが考えられます。

 ダフリが出る場合、グリッププレッシャーに着目していただきたいのですが、

 スイング中にグリッププレッシャーが変化していないか?

これがまず考えられます。

 アドレスからバックスイング、トップとグリップをギュっと握ってしまっていないかをご確認いただきたいです。

 グリップをギュっと握ることにより、シャフトが体に巻き付くようにダウンスイングができません。

 ギュっと握ってしまいますとアーリーリリースになってコックがほどけてダフるということが多いですので、

 まずはグリッププレッシャーに目を向けていただけたらと思います

 それでもしっくりこないという場合はまたご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

トシ

ご相談

今晩は。いつも、的確なアドバイスありがとうございます。前回グリッププレッシャーを一定にスイングとアドバイスいただいて、早速きおつけて練習したら、見違えるように、体に巻きつくような、スイングになり、まったく、ダフらず、安定して、目から鱗です。本当にありがとうございます。大変申し訳ありませんが、今回はスイングしてフィニッシュした時、左足がどうしても、めくれて、飛球線方向につま先が開いてしまいます。たまに、そのせいか身体ご突っ込んで左に真っ直ぐ球が出るときがあります。左足つま先がしっかりと開かないフィニッシュはどうしたらよいでしょうか?

ご回答

お世話になります。

トシです。

グリッププレッシャーをやわらかくスイング中に変えないこと。

実践されてすぐに結果が出たという事で、ありがとうございます。

左足裏がめくれるということですね。

ダウンスイングで体が左へ突っ込んでいくという事は

左膝が曲がっていることが関係しています。

左膝というのはダウンスイングからインパクトにかけて伸ばして使ってください。

インパクトでは完全に左膝が伸びているイメージでOKです。

こうすることで、腰は自然に45度開いて腕の通り道ができますので、

軸が安定したスイングができ、左へ突っ込むという事がなくなっていきますので

フィニッシュでバランスを崩すという事がなくなってきますよ。

結果的に左足のつま先が開きすぎるということもなくなってきます

左足のつまさきを開かないようになど意識する必要はないです。

人によって体の柔軟性もありますので、

ダウンスイングからインパクトにかけて左膝を伸ばすイメージだけでOKですよ。

それでは引き続きよろしくお願いいたします^^

ご相談

今晩は、いつも丁寧なアドバイスありがとうございます。早速左膝を伸ばすイメージの練習をしました。左足のめくれ、突っ込みがだいぶ緩和されて球も強さがましました。ただトップがでるのと、左に球が行く度合いが増えました。あとは、アイアンが少し先の方に当たります。原因がわからないです。グリッププレッシャーの一定、うまく左膝が伸びたスイングかならず、出来るように練習します。ありがとうございます。ますますゴルフが楽しくなりました。

ご回答

お世話になります。
トシです。
 左ヒザを伸ばして使うことは、

再現性の高い体打ちスイングを作るために欠かせないポイントです

海外で活躍する選手はみなさん左ひざをインパクトで伸ばすように使っています。

これはなぜかというと、左ヒザを伸ばすことによって腰が45度開いた状態でインパクトができるため、

左のお尻がアドレスの位置に戻すことができ、その結果、前傾角度のキープができるのです。

左ひざが曲がっている人は腰の回転を意識しすぎのところがあります。

腰は回そうとしなくても左ヒザを伸ばすことによって、勝手に腰は開いてくれますので、

ダウンスイングからインパクト以降の腕の通り道を確保することができます。

逆に左ヒザが曲がっていると腰の回転が安定しずらくなり、毎回ばらけやすくなってしまいます。

腰の動きが止まってインパクトしてしまったり、腰がボール方向へ突き出たり、腰が左サイドへ突き出たり。

色々なエラーが出やすくなります。

腰は回っているのですが、回すという意識ではなく、

左ヒザを伸ばすことでお尻の入れ替え(ヒップターン)ができるため、簡単に正しく回転してくれるようになります。

イメージとしては左ヒザを伸ばしながら使うと左のお尻がアドレスの位置にゆっくりと戻る感覚です。

トップが出たり、先に当たりやすくなっているということは、前傾角度が起きている可能性がありますので、

左お尻をアドレスの位置に戻すようなイメージを持たれてみるといいでしょう。

ダウンスイングからインパクトに向けて左ひざを伸ばすというのは再現性の高い体打ちスイングを作るうえでは

絶対ですので、ぜひ練習されてみてください。

それでは引き続きよろしくお願いいたします。

すくい打ちを治す方法について

お悩み

すみません❗質問なんですがアイアンですくい打ちを直すにはどうしたらいいですか❔今、ボールから約50センチ位にタオルかスポンジを置いて練習してるんですがたまにスポンジに当たるんですが当たらないようにするにはどのようにして打てば当たらなくなりますか❔

ご回答

お世話になります。

トシです。

すくい打ちを直す方法ですね。

効果のある練習がありますので実践されてみてください。

 

 

この二つを行えば、

ハンドファースト&ダウンブローのインパクトができてきますので、

実践されてみてください。

すくい打ちを直すためにどうしたらいいか?

頭でいろいろと考えながらスイングのことばかり気にしていても

体にすくい打ち(手打ち)の癖が染みついてしまっている場合は直りませんので

ご紹介いたしました練習を取り入れてみてください^^

それではよろしくお願いいたします。

ダウンスイングのきっかけについて

お悩み

トシさま

メルマガ愛読者のmasahiko(マサヒコ)です。

いつも中身のある内容で、ありがとうございます。

今回のテーマは、まさに今 自分が直面してる大きな課題です。
(ゴルフ歴10年以上 いまだスコア100前後)

特に、ダウンスイングについては未だに コツがつかめず
記載されてるとうりに 試行錯誤とあれこれ試している状態です。

前回のテーマで 右手はあまり使わないように 左手リードを心掛けています。
(ひとつ悩みは、解消出来ました。)

しかし、基本は手(左手)が先行します。

ダウンのきっかけは、どうすれば スムーズに行くでしょうか?

手打ちぎみでも 体と腕が連動すれば、問題ないでしょうか?

ご指導おしくお願い致します。

 

ご回答

 

お世話になります。

トシです。

ダウンスイングのきっかけとしてではないのですが、

クラブを振ろうとするのではなく、

クラブに振られるという感覚が大事です。

それにはグリッププレッシャーが関係してくるのですが、

よくクラブを握る強さが変わる人が多いです。

例えば、アドレスのグリッププレッシャーがトップで変わってしまったりですね。

グリップにグっと力が入ってしまうと

クラブに振られるという感覚はでてきませんので、スイング軌道がアウトサイドインになったり、

どうしてもスイングの中でボールをとらえるという感覚ではなくて、球を打ちに行くという感覚になってしまいやすいです。

こうなると手打ちになりやすいですので、まずはグリッププレッシャー(アドレスの時に柔らかく握っている感覚)をそのまま変えずにスイング中もキープして振るという事が大事です。

また、スイングテンポを2拍子にすることをおすすめします。

よくチャーシューメーンというスイングテンポで練習されている人がいますが、

手打ちではなく、体打ちを目指す場合は、スイングテンポを2拍子にした方が

トップからの切り返しで腕を使って球に合わせに行くタイミングを自動的に遮断することができますので、

イチ、ニ! イチ、ニ!という2拍子でスイングを作っていくことをおすすめします。

僕もスイングテンポを2拍子に変えてから腕を使ってクラブを振れないようになりましたので、

ぜひ試してみてください。

グリッププレッシャーをやわらかく、スイングテンポを2拍子で

インサイドからクラブが体に巻き付くようにスイングすることができるようになります。

バンプに関して・・・

ご質問内容

お世話になります。

大木です。

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

また、丁寧な回答、ありがとうございます。

失礼ながらもう一つだけ教えてください。

直線運動法の中で、トップからダウンを始める際、

まず一旦体全体を左に移動するという内容の記述があるのですが、

それがどうしてもできません。

トップの形が出来た後に左足の踵を踏み込んで左に体全体を移動、

その後に右手を真下に突き出すイメージなのですが、

どうしても左に体全体を移動する前に右手が先に出てしまいます。

また、左に体全体を移動するのを優先すると、 移動した後一旦動きが止まってしまいます。

直線運動法の記述に沿った形でやるためのコツなどがありましたら 教えてください。

以上、よろしくお願いします。

 

回答

 

お世話になります。

ゴルフ侍トシです。

トップからの切り返しで左にいったん移動する。

いわゆるバンプを意識したら体の動きが止まるということですね。

バンプを意識して体の動きが止まる場合、

バンプではなくて、左へスエーしている(突っ込んでいっている) だけになってしまっています。

まず、バンプができるようになるには、

アドレスで正しい構え方ができているかが重要になります。

前回のメールでアドレスの正しい形をお伝えさせていただきました 。

そこをご確認いただいてできていれば、

今度はテークバックを正しくできているかご確認ください。

テークバックで8時の位置までは体と腕が同調するために、

おへそを右に向ける意識でテークバックします。

もしくは右のお尻を後ろへ少し引く。

そして、8時からはコックを入れることです。

正しいコックの入れ方は左手の小指を地面(下) に押すように意識すると

正しいコックが入り、クラブヘッドが上に上がっていきます。

腕を上げる意識ではなく左手の小指を地面に押すように使うと

勝手にクラブヘッドが上がっていき、 バックスイングでインサイドへ上げすぎたり

アウトサイドへ上げすぎたりすることがなくなります。

テークバックからバックスイングはこの2つのモーションで正しい トップの位置にクラブが納 まるようになります。

アドレスからバックスイングと正しい動きが出来上がります。

トップではコックがしっかりと入っている状態になります。

この時頭の位置は自然と右足の上ぐらいまできているのが分かると 思います。

そして右サイドにフトコロができているので、

クラブをインサイドから下すスペースが生まれますので、

左への移動(バンプ) を意識しなくてもダウンスイングで頭が残り、

腰が自然と左へ移動しながらクラブをインサイドから下せるように なります。

この時に注意するのがコックをほどかないことです。

ダウンスイングでコックをすぐにほどいてしまったら意味がなくな ります。

アド レスからテークバック、バックスイング、 トップと正しい動きができること

これが意識しなくても勝手にバンプができるようになるための条件 です。

トップで軸ブレしたり、スエーしたり、 しているとバンプを意識すると

必ず左へ突っ込んでいってしまいます。

そして、 突っ込んでいくことによってクラブはアウトサイドから下りてきま す。

体の動きが止まって手をこねるためドライバーはスライスしたり、 曲がったりテンプラも出やすくなってしまいます。

ショートアイアンなどは左への引っ掛けが出てしまいます。

バンプ(左への移動)というのは正しいトップの形ができると

自然と切り返しで生まれるものですので、まずはアド レスとバックスイングを正しく作ることが重要です。

アマチュアの人の多くがアドレスの時点で間違っています。

そして、バックスイングも間違って上げるので、 インサイドへ引きすぎたり、アウトサイドへ引きすぎたり

こういう悪循環に陥ってしまいます。

インサイドへ引きすぎるから、アウトサイドへ上げてみようとか

アウトサイドへ引きすぎるからインサイドを意識しようとか、

バックスイングで悩んでいったりきたりして正しいバックスイング が一向に身につかない人が多いです。

バックスイングは2つのモーションだけです。

8時までは体を腕を同調させるために、おへそを右へ向けるだけ。

そこから、 左の小指を下に押すようにするとコックが入ってクラブヘッドが正 しい位置に上がっていきます。

これができてから正しいふところのあるトップができますので、

まずは正しいアドレス、テークバックを身に着けてください。

チーピンを克服するために・・・

ご質問内容

こんばんは

福岡県在住のチーピン野郎です。
いつもメルマガ楽しみに拝見してます。

最近ドライバーやロングアイアン等長いクラブでのチーピンが止まりません。

克服するにはどのような練習ドリルをしていけばよろしいのでしょうか?

ご指導よろしくお願いします。

 

 

回答

 

お世話になります。

トシです。

チーピンを克服するためには

まずはアドレスの形を見直してみてください。

アドレスでフェースが被りすぎていないか

 ハンドファーストが強すぎるアドレスになっていないか

アドレスのアライメントを整えてみて

 それでもチーピンが出るという場合は、

スイングに問題があります。

まずはテークバックを8時の位置までおへそを右へ向ける意識で上げてみてください。

そこからコックを入れるのですが、

コックの正しい入れ方は左の小指(右打ちの場合)を下に向けるように

コックしていきます。

そうするとクラブヘッドが勝手に上にあがっていきます。

バックスイングで腕を振り上げる動きがなくなりますので、

 正しい2モーションのバックスイングができトップまでいきますので、

オーバースイングやスエーなどを矯正することができます。

正しいアドレス、テークバック、バックスイングをまずは整えてみてください。

アドレスの形は以下をご参考にしてみてください。

http://www.golfmanyuaru.info/wp-content/uploads/2016/08/adoresu2.jpg

 http://www.golfmanyuaru.info/wp-content/uploads/2016/08/adoresu6.jpg

それでもチーピンが直らないという場合、またご連絡ください。

それでは引き続きよろしくお願いいたします。

Link

ご質問内容

お世話になります。
大木と申します。
 
直線運動法、購入しました。
これはすごいです。他の本とは違い、きちんと理屈が書いてあるところが良いですね。
早速、本に書いてある内容や、プレゼントのドリルをやってみました。
特に、動画のドリルについて質問があります。
①バックスイングのドリルですが、右足を少し内側に入れています。
これをすると、トップの時に右足に体重がかなりのってしまうのですが、よろしいでしょうか?
②右手だけのボール打ちをやりました。
フィンガーグリップにすると、アイアンが飛んでいきそうなので、どうしてもパームグリップになってしまうのですが、
よろしいでしょ うか?また、右手だけのボール打ちの際に重心を左に移動して打つのはどんどんやっていってよいのでしょうか?
 
ダフリが多く、肩を痛めていました。
原因はパームグリップで強く握りながらダフることでダフッた際の衝撃がダイレクトに肩に伝わり、それで痛めたと考えております。
現在はフィンガーグリップにしたため、衝撃がダイレクトに伝わりません。また、ダフリそのものも非常に少なくなりました。
グリップの違いで、こんなに変わるものかと驚いています。
まだ、ときどきダフリますが、これはまだ体を回しているからなのでしょうか?
 
以上、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
 

ご質問への回答

 
 

お世話になります。

トシです。

直線運動がなぜ凄いかというと、体の動きを細かく指摘されているというところですよね。

正しい動きを細かく指摘されているところは素晴らしいです。

その動きを体現するためのドリルが僕が作成している動画です。

まずバックスイングでのキックインの事ですね。

キックインすることで体重が右足に乗ってしまうという事ですが、

これはバックスイングで右膝が流れてスエーをしないために取り入れた方が良いというのが理由の1つです。

右足の内側に重心が乗りますが、それでOKですよ。

こうすることでバックスイングで正しく体を捻転することができます。

また、キックインなしでバックスイングを行うなら、バックスイングで腰を回すとか体重移動するとかそういった意識は完全に捨てて、

『右のお尻を少しだけ後ろへ引く』でOKです。

これで右の股関節に勝手に重心移動できますので、結果的にこれもしっかりと正しい捻転の効いたバックスイングを作れます。

絶対に腰を回す意識は捨ててくださいね。

ただ、右のお尻を少しだけ後ろへ引く。です。

こうすることで、ギッタンバッコンや腰がスエーする軸ブレが簡単に克服できます。

よりシンプルに正しいバックスイングができます。

そしてダウンスイングでは左のお尻をアドレスの位置に戻す。でOKです。

これで腰は正しく回転してくれます。

腰は回すのではなくて、勝手に回るという考え方を持ってください。

これが欧米人の行っているヒップターンです。(直線運動で言われていること)

はじめはこの意識を取り入れてみてください。

慣れて来たら体が覚えてくれますので意識する必要もなくなります。

また、動画ドリルで新しく股にボールを挟んでのドリルを追加しています。

これを行うことによって意識することなく腰の正しい回転を体が覚えてくれますので、

ぜひ、実践されてみてください。

次に、右手打ちのグリップですね。

パームでもいいですが、右手の親指と人差し指の間はくっつけておいてください。

グリップをわしづかみするように右手の親指と人差し指の間に隙間が空かないようにしてください。

右手打ちの際に重心移動などは意識する必要はないです。

右手打ちの目的は、

正しいスイングプレーンを作れるようになること

ダウンスイングでのタメを作れるようになること

体の近くで振れるようになることでスイングにキレが生まれ飛距離アップになること

手を返さないスイングが作れるようになること

アプローチもやわらかく打てるようになること

右手打ちにはほかにも利点がありますが、

このように再現性の高いスイングを作る上で欠かせないスパイスがたくさん含まれています。

右手打ちがうまくなると勝手にスイングが良くなりますし、アプローチも良くなります。

右手打ちでドライバーでキャリー100ヤード目指されてみてください。

絶対にキャリーで100ヤード飛ぶようになりますから。

そうなると、アプローチも勝手に良くなっていることを実感できますよ。

肩を痛められたというのは大変でしたね。

もうそんなこともなくなりますよ。

体を回すという意識は必要なくて、

実際は体を回しているように見えるのがゴルフスイングです。

これでみなさん錯覚して一生懸命体を回そうとか

腰を回そうと勘違いされるんですね。

昔の僕もそうでしたが。

特に腰を回す意識は絶対に持たないことです。

腰を回す意識でスイングを作っていくと絶対に腰が正しい動きをしてくれないんです。

先ほどもお伝えしましたように、腰は勝手に回るもので、

それにはバックスイングで右お尻を少しだけ引く

ダウンスイングでアドレスの位置に左のお尻を戻す

これで勝手に腰は正しく回転してくれるようになるんですね。

グリップの違いでスイングは変わります。

正直グリップとアドレスの形は絶対におろそかにしてはいけません。

凄く重要な部分なんです。

アドレスなんて皆さん軽く考えている方が多いですが、

もってのほかです。

アドレスがきちんとできていないとその先のバックスイング、ダウンスイングと

正しい動きになりませんから。

アドレスに関してはこちらを参考にしてみてください。

以下の写真でご紹介している手順でアドレスしてください。

adoresu2

 

adoresu6
この流れで正しいアドレスの形が出来上がります。

右お尻、左お尻を意識した結果・・・

ご質問内容

ゴルフ侍トシ 様

 過日アドバイスいただきました下記の方法を自宅のアプローチ練習で試してみました。

 
 自宅ですので実際の球を打つ訳ではありません。

 ゴム(スポンジ)ボールを、アプローチ用ネットに向かって打つ程度の練習です。

 7月から片手打ちを練習し始め、約2ヶ月になります。

 左手は大体打てるのですが、右手が全くと言っていい程打てませんでした。

 1ヶ月も経過した辺りから少しずつアームローテーションが出来るようになり、球を捉えるようになってきました。

 でもシャンク気味の球が出ることも多く、一度シャンクし始めると止まらなくなったりもしてました。

 そんな中、トシさんからのアドバイスを試してみたところ早速効果がありました。

 バックスウィングで右尻を引き、ダウンスウィングで左尻を戻す。

 アプローチですので9時3時程度の振り幅ですが、右手のスウィングでシャンクが出なくなりました。

 今までは、右手で上げて右手で下ろすスウィングをしてましたが、右と左の尻を意識することで、下半身を使ったアプローチが出来るようになっ てきたと感じてます。

 右と左の尻を意識する、ということは左右の股関節を入れ替えるという意識になりつつありますが、これは正しいのでしょうか?

 また右手打ちで、グリップを緩くするようにもしました。

 右手の中指と薬指で引っ掛けるだけにし、アドレスで腕をダラダラした状態から、右股関節に乗る意識でバックスウィングし、ダウンスウィング は右手の意識を持たせず、左股関節へ入れ替えることだけを意識すると、自然と腕がローテーションし、球を捉えます。

 力を入れていないのに、明らかに勢いのある球が出ます。

 とりあえず、自宅でのアプローチですが、早速効果を実感しました。

 次回は練習場で、腕はダラダラ、グリップは指で引っ掛ける、バックスウィングで右股関節の上に乗る、ダウンスウィングで左股関節へ乗せ替え る、という意識でスウィングしてみたいと思います。

 また結果はご報告します。

 

 

 

ご質問への回答

お世話になります。

ゴルフ侍トシです。

右手打ちの練習、

そして、右お尻を引いて、左お尻を戻すという意識の効果はすぐに結果として表れます。

これは僕がスイングを作っていくうえで試行錯誤して

『腰を回している意識があるうちは上手くなれない』という答えですのでそのままの意識で大丈夫ですよ。

左右の股関節を入れ替えるという意識で大丈夫ですか?ということですが

正直股関節の意識すら必要ないというのが言えます。

慣れてきたら左のお尻の事を考えることなく、

右お尻を少し後ろへ引くだけでもOKです。

右お尻すらも意識す る必要はそのうちなくなってきますよ。

右手打ちには再現性の高い正しいスイングを作る要素のほとんどが含まれているといっても過言ではないです。

右手打ちでドライバーで100ヤードキャリーを目指してください。

100ヤードキャリーで飛ばせるようになれば、勝手にアプローチも上手くなっていることに気づかれるでしょう。

なぜ右手打ちがスイングづくりに最も効果的かを説明し出すと長くなってしまうのですが(笑)

右手というのはスイング中に悪さをするんですね。

どうしても右利き右打ちの場合は右手が悪さをしてしまうというのがあるんです。

なので、右手打ちを行うことで手首をこねたり(フリック)などの悪い動きを矯正 することができるんです。

右手打ちができる人はインパクトで右肘が曲がった状態を作ることができます。

つまりダウンスイングで右手が悪さをしないことで

勝手にタメが作れるようにもなるんです。

タメを作るための理論とか教えは世の中たくさんありますが、

そんな情報に僕は振り回されて苦労しました。

タメは意識して作るものではないんです。

勝手に作られるものなんですね。

右手打ちを行うことで、タメもそうですが、再現性の高いインパクトの形、そして

体の近くを振ることができるため、スイングにキレが生まれるんです。

ヘッドスピードも上がりますし、飛距離も伸びるんですね。

この ような理由から右手が悪さをせずに正しく使えるようになるには右手打ちが一番の近道なんです。

左手打ちはもうしなくて大丈夫です。

欲を持って飛距離をさらに伸ばしたいという場合は

左腕一本サンドウェッジでキャリーで80ヤード打てるようになれば

さらに飛距離アップできます。

まずは右手打ちだけでOKです。

今は右手打ちだけ継続されてください。

僕はひたすら右手打ちだけやっている時期がありました。

2時間の打ちっぱなし中、ずーっと右手打ちとかですね。

その結果、上達が急速に加速していきました。

後は、欲を言うなら腰の動きを正しく作るためのドリルとして

股にバレー ボールやハンドボールを挟んでそのボールが落ちないように素振りをするだけでOKです。

この素振りで勝手に正しい腰の動きを体が覚えてくれます。

以前おっしゃられたように腰がボール方向へ突き出て前傾が起こされるようなこともなくなりますよ。

ただ、右お尻を引いてバックスイング、左お尻をアドレスの位置に戻す意識でダウンスイングでもいいですが。

右手打ちができるようになって、腰の動きが正しく回転できるようになるとスイングは8割完成したようなものですから。

なんどもしつこいようですが、

右手打ちがうまくなるとショット良し、アプローチ良しですよ^^

アプローチでダフリやトップなんてなくなります。

後は距離感のフィーリングだけ掴めるようになると寄せワンも増えますよ。